小説投稿サイトの違い②「カクヨム」
小説投稿のプラットフォームには、大手の出版社が手掛けているところもあります。その一つが「カクヨム」です。
大手出版社が提供するプラットフォーム
小説を読んでいる人ならだれでも知っているであろう、「角川書店」が運営するプラットフォームです。また、出版社が運営しているゆえに、書籍化がかかったコンテストをよく行っています。
使いやすい機能
ルビ、傍点の振り方がが簡単で、自動で字下げをしてくれる機能もあります。また、投稿した後でも章の編集や入れ替えができるため、書いた後で「あ、このエピソードはこっちに入れた方がよかったかな」という場合でも楽に入れ替えができます。
モチベーションが上がるインセンティブ制度
どれくらい読まれたか、広告がクリックされたか、などの基準により、作者にインセンティブが発生します。高収入はなかなか難しいですが、趣味で書きながらお小遣いが稼げると考えれば、モチベーションが上がると思います。
章ごとの応援メッセージ、評価制度
カクヨムでは各話ごとに感想などのメッセージを入れたり、お気に入り登録したりできる機能があります。これにより、「同じ話でもどんな話が読まれているか」といった分析をすることができます。
また、短編連作でも、どの作品が人気があるかが一目で分かるようになっています。
読者は少ない
体感として、あまり読まれているという感じはしません。理由としては、
・「小説家になろう」よりも読者が少ない
・新規小説、更新小説が分かりにくいところにある
といったことが挙げられるでしょう。
インセンティブを期待しつつ書籍化を目指したいなら
インセンティブも最近出来たばかりで、読者がつくまではほとんど期待できる数値には届かないのでほぼおまけみたいなものになっていますが、継続してフォロワーや読者が増えれば、今後稼げるようになるかもしれません。また、コンテストは豊富に行われているので、書籍化を狙いながらいずれはインセンティブで稼ごうと考えているのであれば、おすすめできるのではないかと思います。
ただ、読まれるためにはSNSでの宣伝などは必須となってくるでしょう。
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