2020年6月25日

小説投稿サイトの違い①「小説家になろう」

投稿者: フィーカス

「小説を書いて投稿したい!」と思って調べてみると、様々な投稿サイトがあることが分かると思います。

 以前は自分でホームページを作ってそこで自作の小説を公開したり、ブログに書いたり、といった方法で小説を公開することが多かったと思います。しかし、それではホームページやブログにアクセスしてくれる人しか読まないため、宣伝が大変でした。

 しかし今では、投稿小説のプラットフォームがたくさんあるため、以前よりも簡単に投稿が出来、簡単に読んでもらえるようになりました。書く人が読んだり、読むこと専用の人もたくさん登録しているため、このようなプラットフォームを利用することで、自分の小説が読まれる機会が多くなりました。

 では、どこの投稿サイトで投稿すればよいのでしょうか? 私が登録しているサイトを挙げてみました。

小説家になろう

日本最大級の小説投稿サイト

小説家になろう

「小説家になろう」といえば、ネットで小説を書いている人ならだれでも知っているであろう最も有名な小説投稿サイトの一つです。

 ユーザー登録数180万人以上、投稿小説数70万作以上と、小説投稿サイトとしては日本最大級と言えるでしょう。小説を投稿しようと思った時、まずここに登録した人は多いのではないでしょうか。

読者数が非常に多い

「小説家になろう」は読者向けの「小説を読もう」というサイトと連携しており、読者にも使いやすいプラットフォームとなっています。そのため、読者数が非常に多く、作品を読まれやすいという特徴があります。

 新規投稿一覧がわかりやすい場所にあるため、初めて書いた小説でも読んでもらえる機会が多くなります。やはり公開した以上は読んでもらえるか気になるため、読んでもらえる機会が多いというのは大きな利点ではないかと思います。

書籍化のチャンス! タイアップのコンテストが多い

 書店でも「なろう発」と謳ったライトノベルが多いように、様々な企業とタイアップしたコンテストがよく開催されています。参加者が多いため入賞は狭き門ですが、入賞すれば書籍化することが多く、書籍化を目指す人にとっては多くのチャンスがあります。

独自の評価・読者数カウントシステム

 投稿していると、やはりどのくらい読まれているのか、自分の小説は面白いのかというところが気になるところです。「小説家になろう」では「KASASAGI」というシステムを用いて、小説ごとの読者数やユニーク数をカウントしています。また、5段階による評価システムもあり、自分の小説がどのくらい評価されているか分かるようになっています。

ポイントとランキング制度

 ブックマーク(お気に入り)や評価によって、その小説に「評価ポイント」が入ります。この評価ポイントは、主にランキングの指標となっています。つまり、ポイントが高ければ高いほど、上位にランクインするわけです。

 上記の評価システムと評価ポイントによって、その小説がどのくらい面白いのか、が評価されているわけです。評価システムが「質的な評価」で、評価ポイントが「量的な評価」と言えるでしょう。

活動報告による交流

 機能の一つとして、「活動報告」というものがあります。これは更新情報や近況などをブログのように書くことができる機能です。ここには他の「なろう」ユーザーがコメントを付けることができますので、交流をすることができます。

インセンティブ等はない

 現在のところ、「1PVにつき○円」などのようなインセンティブは、「小説家になろう」には設定されていません。他のプラットフォームでは取り入れられていることが多いため、今後取り入れられる可能性はあります。

「読まれている」という実感を得るなら「小説家になろう」

 日本最大級のプラットフォームということもあり、ユーザー数が非常に多く、読まれる機会が多いというのが最大の特徴ではないかと思います。

 機能が充実しており、初めて小説を投稿する人にも使いやすいと思います。とにかく「自分の小説を読んでほしい!」という人は、まずはここから始めてみると良いと思います。