2020年7月14日

小説を書くためのマインドセット

投稿者: フィーカス

 小説投稿サイトが複数出来たことにより、小説を書いている人、書こうと思っている人は現在増えています。しかし、最後まで書ききれる人というのは、実は多くありません。

 今ではパソコンさえあれば自分の小説を投稿できる時代ですが、続けるためにはどういうマインドセット(考え方、心づもり)が必要なのでしょうか。

人間の生き方、ものの考え方 (文春学藝ライブラリー) [ 福田 恆存 ]

価格:1,485円
(2020/7/14 20:29時点)
感想(0件)

一番大切なのは楽しんで書くこと

 小説を書く上で何より大切なのは、「楽しんで書く」ということです。

 職業作家やライターであれば書くことが苦しいこともありますし、どうしても書かなければいけない時もあるでしょう。

 ですが、趣味で書く場合は、苦しんで書くのではあまり良くないと思います。「書くなら楽しんで書く」という考えを持った方が、苦痛にならないでしょう。

 もし書くのが苦しくなったら、いったん他のことをしてリフレッシュした方が良いかもしれません。

「自分の表現したいこと」を優先的に

 小説を書いていると小説作法やら書き方やらうるさく言う人がいるかもしれませんが、まずは自分の表現したいことを表現したいように書きましょう。

 好きに書き、きちんと仕上げることが最優先です。「好きなことを好きなように書く」という気持ちは常に持っておいたほうが良いと思います。

続けられるものを書くこと

 書きたいと思うものでなければ楽しくないですし、書きたくないものを書いていても続きません。もちろんこれから小説を書こうと考えている人は、書きたいものがあると思いますが、それは「本当に書きたいものなのか」を考えてみましょう。

無駄な心配はしないこと

 小説を書いていると、ついついいろんなことが心配になってきます。

 たとえば「小説作法守れているだろうか?」とか、「書き終わらなかったらどうしよう」とか、「悪い感想書かれたらどうしよう」とか、そういったことが心配になるかもしれません。

 そういったことは心配しなくてもいいですし、何か言われても気にする必要はありません。心配するだけ無駄ですし、言った本人は今頃麻雀とかやってるので気に病む必要はないでしょう。

自分の作品は面白いと思いこむ

 書いた作品がおもしろいかどうかなんて、所詮他人による相対評価に過ぎません。ある人には面白くなくても、別の人にとっては面白いかもしれません。

 ですから、少なくとも自分だけは自分の作品がおもしろいと思いこむようにしましょう。自分が面白くないと思う作品を他の人に見せるのは失礼ですし、自分の作品を一番知っているのは自分自身です。

 自分は自分にとって最強のファンなのです。

考え方は人それぞれ、しかし気を負い過ぎないように

 小説を書く人の考え方は人それぞれですし、どのようなスタイルで書くかによって考え方を変える必要はあると思います。ただ、一つ言えることは、無理はし過ぎないように、ということです。

 小説を書くことは立派なことですが、一番大切なのは自分の身体であり、心です。そのために、自分が一番楽になれる考え方を持って書くようにしましょう。

転生しちゃったよ(いや、ごめん)(1) (アルファライト文庫) [ ヘッドホン侍 ]

価格:671円
(2020/7/14 20:32時点)
感想(0件)