小説投稿の現在の状況
このページを読んでいる人は、「小説を書いて投稿したい」と思っている人や、「もう少しアクセス数を上げたい」という向上心の高い人でしょう。
以前は小説、もっと言えば自分を表現する場というのは限られていました。せいぜい、学校のコンクールとか作文発表とか、あるいは頑張って公募に出すとか、そのくらいしか自分を表現する場がありませんでした。
全国展開しようとすると、公募で入賞したり、出版社に持ち込んで運よく採用されたりしなければなりませんでした。自分の思いをみんなに発信することは、とても大変でした。
しかし、「自費出版」という手段が出来、インターネットが発達し、今では様々なプラットフォームができることによって、自由に自分の小説、絵、音楽、動画を公開することができるようになりました。公開範囲は日本にとどまらず、世界中に広げられるようになっています。
だれでも、簡単に自分の考えを発信できる。それが、今の世の中です。小説に限らず、自由に自分を表現できる世の中なのです。
さらに「将来は小説家になって生計を立てたい」と考えた時に、「文章を書く」という点に着目すると、稼ぎ方も変わってきたと思います。
小説家といえば、小説を書いて、出版社から出版してもらって、売れた時の印税や原稿料が収入になる、という感じになるかと思います。
ところが、今は出版不況で、なかなか印税収入も期待しにくい。たまたま1冊爆発的に売れたとしても、1年生活していけるかどうか、という収入にしかなりません。生活しようとすると、何本も書いて何本もヒット作を作る必要があります。
そう考えると「小説家って夢がないなぁ」と思ってしまいますが、それはあくまで「紙の本だけで収入を得ようと思った場合」です。例えば現在のプラットフォームではアクセス数に応じて収入が得られる仕組みがあったり、高い印税率の電子書籍を出版したり、ブログで小説を書いてアフィリエイトで稼いだり、様々な方法があります。小説で名前を売って、事業を始めるという手もあります。
このように、今は誰でも小説を書いて公開ができますし、それで稼ぐことも出来ます。また、小説を書くことによって得られる文章能力は、仕事でも活かせるのではないかと思います。
明日からでも来月からでもなく、今日から始められます。最初はいろんなところに登録とかしなくても、メモ帳やWordなどでも小説は書くことができます。
まずは、書いてみることから始めましょう。