１ヶ月食材費７０００円生活を終えての雑感
なんとか１ヶ月食材費７０００円生活を終え、今は１食で当時の食材費の４倍くらいのやつとか平気で食べてます（
さて、１ヶ月食材費７０００円生活を通じて感じたことを書いていきたいと思います。
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達成できた理由
まずは、食材費７０００円生活が達成できた理由についてです。
１．食材が安いところがあったこと
もやし、豆腐、麺類など、比較的安価な食材がさらに安定的に安く売っているところがあったのが結構大きかったと思います。このおかげで、これらの食材を使ったメニューは安く作ることができました。
２．一人暮らしだったこと
一人暮らしなので、好きなものを作って好きなだけ食べられるというのも大きかったです。まずい料理ができても自己責任ですしね。
３．そこそこ料理ができたこと
「野菜を切る」とか「炒める」とか「揚げる」とか、自炊は以前からやっていたので、料理はそこそこできました。さすがに料理が出来ないと節約生活は成り立ちませんから、ある意味必須スキルと言えます（一応火が使えれば出来ないことも無いですが）。
４．やらざるを得ない環境だったこと
まず「食事」という行為自体が毎日やらないといけないことですし、ツイッターで毎回報告していたため、「やらざるを得ない環境ができた」と言えます。
何かにチャレンジする際、こういった環境がないと、どうしても途中でやめてしまいます。こういう環境を自分で作ったというのも大きかったと思います。
１ヶ月食材費７０００円生活をして苦しかったこと
個人としてはそんなに辛い思いをせずに出来たかなと思ったのですが、それでもやっぱり不自由はありました。
１．お菓子、デザートが食べられない
お菓子とかフルーツとか買うと、１袋で１食分とか１日分とかの食費超えてしまうので、買えないんですよね。かといってこれを食材費に計上しないとお菓子だけでお腹いっぱいにできますので。
やっぱり甘いものを控えないといけないのは、結構大変でした。ジュースは飲みましたけど（
２．外食が出来ない
実際はやむを得ず１日だけ外食三昧になりましたが、「外食した場合は別の日に回す」というルールのため、外食すると達成期間が長くなります。そうなると、食材の賞味期限の問題もあるのであんまり外食は出来ないんですよね。外食でおなかいっぱいにするという技も使えますし。
なので外食出来ないというのはなかなか大変でした。
３．量が少ない
ご飯が０．８合とかなので、普通の人には多いかもしれませんが、夕食で２合とか食べる時もあるので大体において量が少ないんですよね。というか、普段通りに食べてたら食材費が足りなくなるので量を少なくせざるを得ません。
食べる量を減らせることが出来たわけですが、別にダイエット企画じゃないのでこの点もつらかったです。逆に言えば、ダイエットしている人は「使える食費」を制限することで、必然的に食べる量を減らせるかもしれません（健康によいとは言ってない）。
４．栄養が偏りがち
野菜や魚が高くてあんまり手を出せないので、どうしても炭水化物に偏りがちになってしまいます（調理した後の食材費見ると野菜は高くないように見えますが、量は少なくなります）。
節約しながらだとなかなか健康的な食事を取るのは難しくなります。
１ヶ月食材費７０００円生活を終えての雑感
１ヶ月７０００円生活を終えて、「やればできるもんだなぁ」とか、「６０００円でもできそうだなぁ」とか思いましたが、同時に「生活の一部としてやるものじゃない」とも感じました。
１ヶ月やり続けたので続けようと思えば続けられそうですが、上記のような辛さがあるのでやる気が起きません。あと、生活の一部としてこのようなことをやるのは難しいと思います。
１．環境に恵まれていないと難しい
節約生活をするためにはある程度の環境が整っていないと、難易度が高くなったりやる気が無くなったりします。
例えば近くに食材が安く売っているスーパーがいくつかある、ある程度調理設備が整っている、理解してくれる仲間や家族がいる、料理のスキルがある……などがあります。都会とかだと食材が高くて難しいのではないかと思います（話によると「中途半端な田舎」が一番物価が高いらしいですが）。
２．２人以上だとさらに制約が加わる
一人暮らしなら好きなものを好きなだけ食べられますが、２人以上になると自分以外の人のことも考えなければなりません。
例えば好き嫌いだったり、食べる量だったり、考えることがめちゃくちゃ多くなります。そもそも普通の家事ですら考えることが多く、予定外のこともめちゃくちゃ増えます。
３．継続が難しい
私は１ヶ月という期間を区切りましたが、さすがに何カ月、何年とやるのは厳しいと思います。どこかで息抜きしないと生活自体が苦しくなります。さすがに甘いもの制限されるとヤバいです。
あと、２人以上だと他の人にも挑戦を強いることになります。自然に続けられればいいのですが、料理スキルや献立を考えるスキルが必要になりかなり難易度が高いです。
どうしても切り詰めなければならない場合以外はおすすめしない
お金が無くてどうしても節約しないといけない、水道光熱費もぎりぎり！ という人はやむを得ないでしょうが、ある程度お金がある人はあんまり食費を切り詰めるのはお勧めしません。
やるのであれば、食材管理をして、無駄のない買い物をするくらいだと思います。主婦の方は自然とやっているかもしれませんが、意識してやろうとするとすぐに賞味期限が切れたりするので大変です。
ということで、これにて今回の企画は終了です。
次回も何か企画を考えたいと思います。
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